「日本とシンガポールの架け橋に!」
日本の企業の東南アジア進出をサポートするWASABI Creationのトン様にお話を伺いました。

日本で5年間過ごした後、日本とシンガポールをつなぐ最高のプロジェクトをつくるためにシンガポールに帰国しWASABI Creationを創業したトン様の過去・現在・未来に迫りました。

社長プロフィール

Tong (トン)
1983年1月、香港生まれ。香港の中国返還前、9歳の時に両親とともにシンガポールへ移住。高校卒業後、2年半の兵役を経て2005年にシンガポール国籍を取得した。09年にシンガポール国立大学(NUS)工学部を卒業。同年に、使用済み食用油からバイオディーゼル燃料を製造するベンチャー企業、レボインターナショナル(京都市)に入社。14年5月にワサビ・クリエーション(シンガポールと京都市に拠点)を設立し、日本とシンガポールをつなぐイベント企画などを手掛けている。

人生のミッションと目標を教えてください。

日本とシンガポール、アジアをビジネス・文化・観光というアプローチで繋げる事です

なぜそのようなミッションを持ったのですか?

私の今までの経験を活かして、シンガポールと日本に貢献出来る事だと思ったからです。私は高校生の時から日本語を学んでおり、新卒で日本の会社に5年ほど勤めていました。日本に住む事は単に旅行で日本に来る事とは違い、より深く日本文化や社会を自分の価値観・考え方と比較することができました。そして、外国人として感じる日本の良い所・悪い所にたくさん気づきました。私の今まで培った日本とシンガポールでの経験や幅広いネットワーク、知識を活かし、クライアントやコミュニティに貢献出来る事があると思いました。

日本の良い所と悪い所を教えてください
良い所は日本の物作りと職人文化です。ここでいう物は伝統工芸品の事を主に指しています。Made in Japanの品質・クオリティーの高さは世界で信頼されています。この物作りの品質の高さは、利益だけではなく、お客様に最高の物を提供したいという職人文化に起因していると考えています。以前に京都の職人さんに是非海外で物を売ってみないかと提案した事がありますが、職人さんがあまり興味を示してくれませんでした。理由は、受注が増えればお客様に提供出来るものの品質が落ちるかもしれないという事が懸念されるためでした。この考え方は海外にはなく、日本の誇るべき点だと感じています。悪い所は良い所の裏返しでもあるのですが、時代の流れに沿った物作りをしていない所です。近年は少しづつ変わってきているのですが、世界のスタンダードからすると日本は遅れています。このまま国際化できないと価値ある伝統工芸品などが無くなってしまうのではないかと危惧しています。海外で物を売る意思がある企業に少しでも力になれればと思っています。

現在やっている事を教えてください。

掲げているミッションを達成するために現在は主に4つの事業を行なっています。
1つ目がマーケットリサーチです。顧客の商品やサービスの市場規模、競合の存在などの調査を行なっています。
2つ目がビジネスマッチングです。販路拡大やパートナー開拓などの商談機会の創出をお手伝いさせていただいています。
3つ目が販売準備の手伝いです。商品の輸入や輸出のフォローを行なっています。
4つ目がマーケティングです。イベント企画・運営やSNSを使ったマーケティングを主に提供させていただいています。
また、上記の事業とは別に企業様の要望に沿ったプロジェクトも行う事があります。

今までで最も大変だった事を教えてください

会社の事でいうと、毎日大変です(笑)。未来が全く読めないので、半年後凄く成功しているかもしれませんし、逆に失敗しているかもと不安です。しかし、悩んでいても仕方ないので、目の前のことに全力で取り組むようにしています。個人的な所でいうと、兵役が大変でした。私は訓練が厳しい部隊にいたこともあり、身体的にもきつかったですし、何より自分の行動が制限されるという自由の無さが最もストレスでした。自由に考え、行動できる事の有難さを実感する良いきっかけでした。

今後の目標を教えてください。

既存の事業を伸ばしつつ、今まで培ったノウハウや経験を基に自社プロダクトを展開していきたいです。具体的には、日本の素材を使った時計のベルトです。例えば、弊社のプロダクトで日本の制服の第二ボタンを使って作ったものがあります。日本の方はお気づきにならないと思いますが、卒業式に、女の子に第二ボタンをあげる文化は日本特有のものです。このような日本特有の文化やストーリーを海外に発信していきたいと考えています。


なぜ時計のベルト何ですか?
時計は多くの人が身に付けるもので目につきやすく、ベルトのストーリーを他の人に話しやすいと思ったからです。

学生へのメッセージをお願いします。

日本の若者一人一人が「これからの日本のために何ができるのか」と考え、行動する必要があると思います。それが今の若者の使命だとも思います。皆さんご存知だと思いますが、これから日本は変わっていかないといけません。特に上下関係は改めていかないといけないと思っています。職場の上司や親で今世界がどうなっているのか把握している人は少ないと思います。そいうい人達のの言うことを聞いていては新しい事ができません。私の経験を挙げると、私の入社した会社では、誰も海外進出するために何をしなければいけないのか誰も知りませんでした。もし私が上司の言うことばかり聞いていたら、海外に進出することは難しかったと思います。何も先輩の言うことを聞くなとは言っていません。ただ、上の人が持っている経験をうまく吸収し、自分の頭で考え、行動していかないといけないと思っています。日本は戦前、海外からたくさんのことを学び、発展してきたはずです。今の若者も改めて海外に出て、グローバルスタンダードなど学ぶべきだと思います。また、その上で言語は欠かせません。もう一つの言葉が話せるようになれば、世界が広くなり、新しい世界が広がります。実際に日本は私の『第三の眼』が開かせてくれました。ビジネスで考えれば、もう一つの新しい市場ができることになります。

オススメの本を教えてください。

本はあまり読みませんが、YOUTUBEなどの動画コンテンツはよく見ます。人によりますが、私は本から情報を吸収するのが得意ではなく、動画の方が効果的に知識を自分のモノにできます。また、動画は掃除をしながらなど他の動作をしながら、聞けるので良いですよ。

企業紹介

  • 企業名
  • WASABI Creation

  • 設立年
  • 2016年

  • 社員数
  • 1 - 5
  • シンガポール

  • 都市
  • Singapore

  • 社員の国籍比率
  • 時期による

  • 使用言語の割合
  • 80%英語、20%日本語

  • 手当
  • 要相談

  • インターンシップ期間
  • 要相談

  • インターンシップ日数、時間
  • フルタイム平日5日・8時間

事業内容

日本企業とシンガポール企業をつなげる事業

求める人物像

勉強熱心、努力家

会社の連絡先