「ワクワクする事やりたいじゃん」
シンガポールで起業している大畠様にお話を伺いました。

ふざけた話から真面目な話まで、人間としての幅が広い大畠様の過去・現在・未来に迫りました。

社長プロフィール

1982年生まれ。埼玉県さいたま市出身。3歳から器械体操をはじめ、中学3年時には全日本選手権で個人総合優勝を果たす。高校2年時にはバンコクで開催されたアジア大会に日本代表として出場し、団体で銀メダル、個人種目別で銅メダルを獲得した。体操競技は高校卒業とともに引退し、一浪の末、筑波大学体育専門学群に進学。大学卒業後、新卒で人材系大手企業へ入社。ベンチャー企業での事業運営を経て、当時最先端のモバイル技術を駆使したアプリ開発などを行う株式会社ガプスモバイルの立ち上げメンバーとして参画。2011年、単身シンガポールへ渡り、現地法人を設立。現在、「Reginaa Pte. Ltd.(レッジーナ)」代表取締役兼CEO。

人生のミッション・目標を教えてください。

『いい女』
大学生の時からの目標がこの「いい女」なのですが、面白いのはこの「いい女」という定義が大学生の時、社会人の時、現在とずっと変化し続けていることです。昔は、何事にも挫けず、一人で生きていけるような強い女の人になりたかったんです。でも今は、女の人としてよりは、一人の人間として相手の立場に立って物事を考えることが出来たり、何が起きても許容できる器の大きな人間になりたいです。

そのように考えるようになったきっかけを教えてください。

きっかけは、学生時代、母親に「かっこいい彼氏が欲しい」と相談した際、「じゃ、あなたがまずいい女になりなさい」と一蹴された事です(笑)。確かにその通りだなと(笑)。それからずっとこの「いい女」を目指しています。
前述の通り、この定義は都度変化してしまうので(笑)、つまり今の私にとっての「いい女像」は現在の自分が置かれている環境や打ち込んでいることが起因するのですが、特にここ数年は海外での起業を通じてグローバルなメンバーと仕事をする中で形成された部分が大きいです。現在、プロジェクトメンバーはベトナム人・日本人・インドネシア人・シンガポール人など様々な価値観・考え方を持った人から構成されています。それぞれの人にとっての「普通」は違い、みんなで1つの方向に向かって力を合わせていくには、相手の事を想像する力や許容する器の大きさが大事だと日々痛感しているため、今の私にとっての「いい女」とは、前述の通り一人の人間として相手の立場に立って物事を考えることが出来、相手を許容し、共存することで相手と自分にとって最善の方向を見出すことのできるできる器の大きな人間になりたいなと思っています。


なぜ多種多様な人を巻き込むのですか?
答えはシンプルで、多くの人と働く方が私がワクワクするから。私自身あまりお金のためだけに動けるタイプではないので、人生は一度きりだし、だからこそ面白いと思える事に挑戦していきたいと思っています。もちろんビジネス上のメリットとしての他国展開の要素は大きいですが、基本的には直感を信じ、自分たちが楽しいと思えて世の中や周りの人達の役に立てること、価値が出せることを国境や地理的距離の枠を超えた仲間と一緒に成し遂げていきたいと思っています。

現在やっている事業について教えてください。

JPassportというアジアの人たちに日本をもっと体験してもらうモバイルサイトを運営しています。簡単に言うと日本のぐるなびさんやTポイントさんのようなサービスなのですが、会員になるとお得なクーポンをもらえたり、ポイントがたまったります。JPassportは、2013年12月にサービスを開始しました。現在は日本好きのシンガポール人を33万人(人口の6%)を会員化し、シンガポールに進出済みの日系店舗200店舗をネットワークしています。また、昨年バンコクでも事業を開始し、バンコクの会員は1年で3万人に成長しました。


シンガポールで日本のサービスやモノを展開していく上でコツなどはありますか?
いかにトレンドを抑え、提供企業に合った施策を打っていけるかが重要だと思っています。シンガポールはトレンドのサイクルが日本より早いです。また、日本人が思う良いサービスやモノが必ずしも、シンガポール人にとって良いものではありません。例えば、産地直送の農家の人が丹精を込めて作った農産物は、日本人だと価値あるものだと理解してもらえると思うのですが、シンガポール人からすると希少性は理解はできるものの、高いお金を払ってまで買うものではない、つまり「売れない」というケースが多々あります。一般論として必ず成功する法則が成り立っている訳ではないと思っているので、今できることとしては、提供企業さんと一緒にそのサービス・モノにあった施策をどうローカルのマーケットに浸透させていくか、考え、企画し、行動し、改善していくという地道ですが確実なやり方が長期的に展開していく一つの施策だと思っています。

人生で最も大変だった事を教えてください。

事業をする上で難しいことは毎日ありますが、絶望的になることはありません。あえて一つ挙げるとしたら、人が辞める事ですね。明るく笑って送り出し、顔には辛い表情を出さないように努力はしていますが(笑)。ただ、誰かが辞めるのは辛いですが、何事にも意味があると考えているので、自分の直せる所を突き止めて直します。次の出会いの事を考えれば、乗り越えれます。後はまあ、大好きだったアルゼンチン人の彼氏に振られた事ですかね(笑)。本当に好きだったので、半年間ほど落ち込みました。。。(笑)

今後の目標を教えてください。

人間として成長していきたいです。世の中には本当に素晴らしい人がたくさんいます。彼らに少しでも追いつき、同様の価値を出せるようになるために、改善出来るところはまだまだ山のようにあると思っています。例えば、事業のスキームの組み方、マーケットの見方、人に対する考え方など「私がもっと上手にできればよりみんなを幸せに、世の中に影響を与える事ができるのに、、、」と毎日思ってます。。。(笑)とはいえ性格はとてもポジティブなので改善点が見えると言うことはまだ先があるということ。今後さらに楽しく一生懸命努力を重ねていきます。

学生へのメッセージをお願いします。

目の前の事をなんでもいいから一生懸命やり抜いてください。勉強でも遊びでもなんでもいいんです。自分のやりたいと思った事を「思いっきり」やり抜いてください。思いっきりやり抜く事が重要だと思っています。そこまでやればたとえ大失敗して人生のどん底だと感じても、3年後には大体笑ってその経験を話せるようになります。そうやって目の前の事を一生懸命やっていると、大抵のことには動揺しなくなります(笑)。

バイブルの本を教えてください。

本はないです。ただ、影響を受けた人が私にはたくさんいます。
大切だと思うのは、目の前にいる尊敬する大人が教えてくれたことは必ず実行してみること。その時のあなたにはわからなくてもそこには必ず意味があるはずです。
 先日、ある経営者の先輩に大学時代の友人が選挙に立候補する事を話すと「じゃ、手伝いに行ってきたら?」という提案を受けました。正直にいうと私は政治にも疎かったですし、シンガポールから大阪まで、友人の事務所にビラ配りやポスター貼りを手伝いに行く事をなぜこの人は提案してくれたんだろう?ととても不思議に思っていました。結果、大阪に行って選挙事務所の手伝いを1日だけ行ってきたのですが、友人が毎日朝早くから駅の前で挨拶をしながら市民のみなさんに声をかけ、その後ろでとてもたくさんの人たちが戦略的にチームとしてサポートをしながら本気で日本を変えていく姿勢と過程、その結果を見せてもらうことが出来ました。
その時の自分には理解できなくても、実際にやってみると見える世界は全然違います。私は実践型の人なので、そうやってたくさんの人に道を教えてもらい、失敗も回り道も山ほどありますが、できる限りたくさんのことに挑戦して行きたいと思っています。

企業紹介

  • 企業名
  • Reginaa Pte Ltd

  • 設立年
  • 2011年

  • 社員数
  • 16人
  • シンガポール

  • 都市
  • シンガポール、ジャカルタ、ハノイ

  • 社員の国籍比率
  • 日本人2名、シンガポーリアン4名、インドネシアン8名、ベトナミーズ2名

  • 使用言語の割合
  • ほぼ英語

  • 手当
  • 能力次第

  • インターンシップ期間
  • 6ヶ月以上

  • インターンシップ日数、時間
  • 平日9時から18時まで

事業内容

現地で日本を紹介するサイト「JPassport」の運営および進出済み日系企業のマーケティング支援

求める人物像

自ら考え、一緒に行動できるまっすぐな人

会社の連絡先