SNSのフォロワーは17万人!!?
アジアで財閥を作ることを目標に活動する若きCEO高田 健太

アジアで財閥を作るという壮大なミッションに、強い信念と情熱をかけて取り組む株式会社Htun Khaing International Co.,Ltd.の若きCEO高田 健太にその原動力の背景と今後のビジョンを伺った。

社長プロフィール

2013年丸紅株式会社入社。
アジアを中心に自動車のトレード業務、事業会社投資業務を担当。東南アジア・中近東担当を経て、兼ねてから希望していたヤンゴンへ赴任。ミャンマー語を習得し国営放送にも出演。
学生時代より温めてきた「いつかはアジアで起業したい」という想いを胸に2018年より独立。総合商社で培ったダイナミックなビジネスマインドと国を超えて人々の心をくすぐる人間力を活かし勢力的にビジネスを展開。
また個人として、Facebookページのフォロワーが17万人超えるなど、インフルエンサーとしての顔を持つ。

人生のミッション・目標をお聞かせください

私の夢は”アジアで財閥を作る”ことです。
現在、アジアの多くの国には、華僑と呼ばれる中国からの移民が作った華僑財閥が多く存在しますが、その一方で、日本人が作った財閥というのはあまり聞いたことがありません。

それであれば私が、和僑として財閥を作ればいいじゃん!と思い立ち、和僑財閥を作ることを仕事の目標にしています。
またそれと同時に、和僑財閥を作る過程において、アジアの人々への”機会の平等”の提供というものにも取り組んでいきたいと考えています。

この”機会の平等”とは何かというと、日本では”平等”というものが、イコール”結果の平等”(e.g.賃金格差の解消)という意味で使われがちですが、私が住むミャンマーを含めた発展途上国では、そもそも結果を得る前提となる「学ぶ機会」「働く機会」が平等に提供されていません。

機会が平等であれば、努力や才能によっては、自らより良い結果を掴み取ることができるかもしれませんが、所得や居住地によって機会すらなければ、自らの努力や才能によって、自分や周囲を変えることは不可能です。
ですので私は、途上国での会社経営を通じて”機会の平等”を提供していき、努力する人、才能がある人が活躍できる社会の創造に貢献していきたいと考えています。

機会の平等”を提供したいと 思うようになったきっかけは どのようなものだったのでしょうか?

私は大学生の頃バックパッカーとしていろいろな国を旅していたのですが、その際に感じたことの1つが都市部に住む豊かな人と田舎の貧しい人との間で、夢の持ち方やチャンスに対しての捉え方がかなり異なっているということでした。

具体的には、都市部に住む裕福な人たちは自らの夢を大きな視野で話すのですが、一方で田舎に行けば行くほど、自分は今のコミュニティから出ることはないという前提で夢を話していました。

例えば日本の場合、田舎に住んでいようが、都市部に住んでいようが、裕福であろうが、貧乏であろうが、人々の夢の持ち方に大きな差はないと思います。

一方で途上国の場合、自身の生まれ育った環境で夢の持ち方が変わってくることは当然であり、その事実を知った時に衝撃を受けた私は、”機会の不平等”を変えることが、それぞれの国のポテンシャルを引き出し、発展に繋がるのではないかと考え、機会の平等に寄与したいと考えるように至りました。

現在おこなっている事業はどのようなものなのでしょうか?

現在、弊社で取り組んでいる事業は主に3つあります。
1つ目は物流マッチングプラットフォーム事業”Hi-So”です。
日本ではUBERやGrabと呼ばれるタクシー配車サービスは普及していませんが、現在、世界中では多くの国でタクシーの配車サービスが普及しています。

UBERやGrabは、タクシーの利用者とタクシードライバーをモバイルアプリで繋げるという”人の移動”にフォーカスを当てたサービスを提供しているのですが、弊社は”人の移動”ではなく”モノの移動”にフォーカスを当て、荷物を送りたい人と、配達ドライバーをマッチングするプラットフォームを提供しています。

ミャンマーでは日本のように効率的な物流ネットワークが機能しておらず、例えばオンラインでモノを買ったとして、通常1週間、場合によっては1~2ヶ月も配達に時間を要します。これだと店舗で買う方が早くて便利だと思うのは当然で、それに伴い、オンラインショッピングがまだまだ一般的に浸透していません。

またミャンマーでは約90%のオンラインショッピングがFacebook上やり取りされています。日本人にはイメージがわきずらいと思うのですが、Facebookページを使ってお店のサイトを作り、メッセンジャーやコメントのやり取りを通じて品物が売買されています。分かりやすくいうと、楽天モールに入っている出店業者から、楽天の看板を外したような状態です。

彼らは小規模の業者の集まりなので、多くの商品はユーザーが購入後に海外から調達することもあり、それに伴い、配達期間が1ヶ月や2ヶ月かかったりすることもあります。

このように配達効率が悪く、配達時間が他国よりも長いことが一般的な市場において、ユーザーとドライバーを即時にマッチングすることにより、1~2時間以内に配達が完了できるマッチングプラットフォームを提供し、ミャンマーの物流に”革命”を起こそうと思っています。


高田さんの会社が提供しているスマートフォンアプリ

2つ目は日本関連コミュニティー運営事業です。
2011年の民政移管以降、ミャンマーには多くの日系企業が進出してきました。

それに伴いミャンマーでは日本語学習ブームが起こり、2018年の日本語能力試験受験者数は2011年比で約20倍まで急増し、街中に日本語学校が次々と開校されていきました。

そんな中、私も2017年6月頃から自分自身のミャンマー語学習の一環として、ミャンマー人向けに日本に関することを紹介するFacebookページを開設して動画投稿を開始し、約17万人超のフォロワーを獲得するまでコミュニティを伸ばしてきました。

これまでは趣味としてこの日本関連コミュニティ運営をおこなっていたのですが、「日本語を教えて欲しい。」や「日本企業で働きたいんだがどうすればいいのか。」等の質問がフォロワーから多く寄せられてきたので、彼等の期待に応えるべく、今後は日本語学習や日系企業への就職支援の事業を開始したいと考えています。


高田さんのfacebookページ なんと登録者数は17万人!!!!
興味のある方はこちらから  
高田さんのFacebookページ

3つ目は主に日系企業に対するマーケティング支援事業です。
この事業では、ミャンマーに進出している日系企業向けにFacebookページの管理代行をおこなったり、言語翻訳等のサービスを提供したりしています。

1つ目、2つ目の事業がロマンを追い求める事業に近い一方で、この3つ目の事業は他事業を回すためのお金を稼ぐ事業と位置付け、他事業とともに精力的に取り組んでいます。

事業の中での困難を教えてください

困難だったことは会社設立当初にありました。
私の会社は2018年1月末に会社登記が完了し、その後、人材集めやオフィス設営等の準備を開始し、2018年4月から事業を開始しました。

まず創業メンバーを採用する際に、自ら考え行動できるような若い人と一緒に働きたいと思い、ミャンマーでもトップ層の大学を卒業し、いわゆる日本の”意識高い系”学生のような男性3名を採用しました。

彼等3人には責任感を持って一緒に新規事業開発をおこなって欲しいと思い、私は彼等にそれぞれ”プロジェクトマネージャー”という役職を与え、私自身の社会経験から得られたアドバイスを入れながら一緒に事業を動かしていたのですが、なんとその3名全員が4月末に会社を退社してしまいました。

その理由は、プロジェクトマネージャーという役職に給与が見合っていないということ。そして、自分の考えが受け入れられない。ということでした。彼等の意見を聞き私は大変驚きました。何故なら、給与や役職に関しては、採用段階からアナウンスしていましたし、”自分の意見が受け入れられない。”ということに関しても、私自身、社員の意見を聞きながら是々非々で判断を下していたからです。

彼等の意見に納得することはできなかったのですが、この経験から、①私のように、個別事業に対する思い入れが強く、戦略がある程度固まっているような起業家は、意見を戦わせる社員よりも、自分の夢を即時に理解し、一緒に夢に向かって歩んでいける社員を採用するべき。②ミャンマー人の、役職に応じて給与が上がるという文化を理解し、不必要な役職を与えるべきでない。という気付きを起業の初期段階で得られたことは、今から振り返ると大変良かったなと思います。

ーそこからどのように会社を盛り返して言ったのでしょうか?

創業メンバーとして採用しすぐに辞めたのが、意識とプライドの高い男性3名だったこともあり、次は真面目で柔軟性のある女性2名を採用することにしました。

ミャンマーを含めた東南アジアの国々では、男性に比べて女性の方が真面目でよく働くと言われており、日本とは異なり、多くの女性が社会で活躍しています。実際、弊社でも6月に女性2名を採用してからは事業の方向性で揉めることがなくなり、大変スムーズに事業を進めることができるようになりました。このように会社経営というのは、日々、トラブルや失敗の連続です。

なるべくそれらの発生を防ぐよう、起業家は常に先読みをし続けるのですが、それでも勿論、問題を完全に避けることは不可能です。ですが、実際には問題の発生を防ぐこと以上に、トラブルや失敗が発生した際に、いかに早くそれを解決し、そこから学び、組織や事業をより強固にできるかの方が大切です。

ですので私は、何かトラブルや失敗が起きた時はいつも、「会社をより良くするチャンス!」とポジティブに捉えるようにしています。これからも様々なトラブルや失敗が起こるでしょうが、それらのピンチをチャンスに変えて、大きく会社を伸ばしていきたいと思います。

学生へのメッセージ

私は、大学生活は人生で最大の夏休みだと思っています。
この時間を活かすも殺すもあなた次第ですが、この時間の過ごし方で、その後の人生が決まるといっても過言ではないでしょう。

私自身も大学生の頃、留学、バックパッカー、海外インターン、議員インターン等、積極的に行動してきたのですが、それらの経験が、まさに今の自分の基礎になっています。

是非、大学生の皆さんにはそのことを認識した上で、大学生活という”真っ白なキャンパス”に思いっきり自分色の絵を描いていっていただければなと思います。

・やりたいと思うことを”やる”
・行きたいと思うところに”行く”
・会いたいと思う人に”会う”

真っ白なキャンパスを、どんどん自分色に染め上げていきましょう。
そうすることによって、「自分にはこんな絵のセンスがあったんだ」であったり、「この色使いは好きじゃないな」など色々気付きを得られるでしょう。
是非、好奇心の赴くまま行動し、自分の人生の目標を見付けてください。

JUST FOLLOW YOUR HEART!

編集者一言

インタビューした人

den hideki

商社を飛び出してまで起業という選択肢を取られ「アジアで財閥を作る」という大きな目標をそれを通し途上国の"機会の平等"に寄与したいという姿勢を持つ高田さんの生き方、考え方は、今後多様化が進む世の中で、多様な選択をしていく人たちに大きな影響を与えると感じました。
新しいことにミャンマーでチャレンジできる環境があるHtun Khaing International Co.,Ltdでの海外インターン。興味がある方は是非挑戦してみてください!

企業紹介

  • 企業名
  • Htun Khaing International Co.,Ltd.

  • 設立年
  • 2018年

  • 社員数
  • 16名
  • ミャンマー

  • 都市
  • ヤンゴン

  • 社員の国籍比率
  • ミャンマー人100%
    (但し、日本人インターン生を除く。)

  • 使用言語の割合
  • 英語:50%,日本語:50%
    (事業により使用する言語が異なります。)

  • 手当
  • ミャンマー人の大卒初任給と同程度

  • インターンシップ期間
  • 2ヶ月以上

  • インターンシップ日数、時間
  • 週休二日制・9時~18時

事業内容

1.ラストワンマイル物流アプリ事業
ミャンマー初の物流マッチングアプリ。
物流網があまり整備されていないミャンマーで、荷物を送りたい人とデリバリースタッフを繋ぐことにより、ミャンマーにおける物流業のアップデートをおこなっています。
現在、E-Commerce市場への進出も検討中。

2.日本語映像授業
近年、日本・日本語に対する人気が高まる一方で、良質な日本語学習コンテンツがないミャンマーにおいて、対ミャンマー人向け日本人インフルエンサーでもある弊社代表とミャンマー人日本語教師がタッグを組み、日本語の映像授業を展開しています。

3.対日系企業向けマーケティング支援
ミャンマーに進出している日系企業に対し、企業Facebookページの運用代行や翻訳、映像制作等の支援をしています。

求める人物像

・英語でのコミュニケーションが可能な方。或いは、現状、英語でのコミュニケーションに不安があったとしても、本インターンシップを通じて必ず英語力を向上させてやろうという気概のある方。

・ 日本人としての自覚を持って、アジアで”何か”を成し遂げたいという想いに共感出来る方。
・ 創業期であること、拠点が発展途上国であることから、“未成熟”という環境や状況を楽しめる方。
・ 自ら考え、行動を起こせる人。
・ ミャンマーという国と国民へ敬意を持って活動出来る方。

会社の連絡先

会社のHP:http://htun-khaing.com
タイのHP:https://www.hi-so.net
メールアドレス:info@htun-khaing.com

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